肩こりを科学するブログ

どこに行けば肩こり・腰痛は治るの?病院・治療院を選ぶ基準が分からない!という疑問にお答えします。

どこに行けば肩こり・腰痛は治るの?病院・治療院を選ぶ基準が分からない!という疑問にお答えします。

良い整体院はどこ?良い整骨院はどこ?腕のいいマッサージはどこ?と探そうにも、どこもかしこも同じような似たり寄ったりの耳障りのよいキャッチコピーを掲げています。

街を歩けば、肩こり〜腰痛が改善することを掲げたお店、治療院が至る所に・・・これらは鍼灸マッサージだけではなく、リンパマッサージ、アロマやリフレ、整体、 整骨やカイロプラクティックなど様々な種類がございますが、なんとコンビニの数より多いのです!!これは「異常」です。

つらいんだけど、症状をうまく説明できない、病院に行っても何科に行けばいいか分からないし、待たされるのもイヤ。では、病院以外でどこに行けば・・・いろいろ多すぎて分からない!!このように治療院の選び方がわからないため、つらい症状であるものの放置されていらっしゃる方も少なくないはずです。

失敗しない治療院の選び方、治療院選びのコツといったことで、自分のところに来てください、という宣伝をされているホームページがたくさんありますが、それも、みな同じようなことばかりです。私自身が患者さん視点に立って治療院探し目的でホームページを閲覧した時に感じたのは「知りたいのはそういうことじゃない」と思われる方がいらっしゃるはずだ、ということです。

肩こり腰痛の治療院選びにはコツがあります。

長文で恐縮でございますが、治療院選び、治療院探しに関する具体的な情報をお求めの方にとって、知っておいて損は絶対にない内容になっていると思います。

整体・マッサージに通う目的が曖昧になってませんか?目的を明確にすることが、治療院選びのスタートです。

マッサージや整体に通われている方の目的は、大きく2つに分けることができます。

あなたはどちらでしょうか?

  1. 癒し目的
    • 症状の緩和や気持ち良さを希望
  2. 治療目的
    • とにかくツライ症状を治したい!

癒し、いわゆるリラクセーション目的の方は、通われて満足されているのでしたら良いのです。本当は、治したいのに、治療に見せかけたリラクセーションでしかないお店に疑問に思いながらも通い続けている方はたくさんいらっしゃるという現実が問題なのです。

そして、治すことを、職業柄仕方ない、もう年齢だから・・・と諦めてしまわれている方も少なくないと思います。なぜ、そのように思われているのでしょうか?ひょっとしたら、思い込みで、実際はちゃんと考えたことがない・・・という方もいらしゃると思います。

ここで、質問です。「時間や費用の問題は気にしないでください。時間は少しかかりますが治ります。どうなさいますか?」と言われたら、どう答えますか?

きっと治療を選択するはずです。

では、治療をしてくれるところは、どこでしょうか?

治療が目的であるならば、自ずと行き先は限られますので、以下で詳しく解説いたします。

リラクゼーションのみご希望の方向けの情報は一切ございません。

肩こりを治すためには、どこに行けばよいの?肩こり外来?整体?

肩こりが酷いから病院へ行こうと思われる方は少ないと思います。

これは、凝りというものを、運動しすぎて筋肉痛になった、という一過性の症状と同じように捉えている人が多いためです。ですから、病院へ行くほどでもない、もめば良くなる、ゆっくりお風呂につかれば・・・という認識が大半でしょう。しかしながら現実問題、治療が必要な肩こりは患部を温めても、温泉にいくら入っても緩和程度ですぐにまたつらくなってしまいます。ゆっくり体を休めれば良いと考えて休暇をとっても、体が休まらないばかりか睡眠を長時間とる事でかえって首がつらくなってしまいます。放置はいけないとネットやテレビなどで紹介されているセルフケアを様々試しても一向に前に進みません。こんような方々が多数いらっしゃるはずです。

肩こり外来で病院へ行く、以外の選択肢としては、整体、整骨、接骨、鍼灸、マッサージ、骨盤矯正、カイロプラクティック、ほぐし・・・種類も多く、お店や治療院が本当に多いです。

インターネット上で治療院を探される場合、口コミサイトで、症状+地名、整体+駅名などで検索して探される方がほとんどだと思いますが、おそらく点数評価が高い、口コミの数が多いことを目安にされると思います。

口コミや評判を参考にする際に、見方を変えてみてください。

マッサージや整体、カイロプラクティックのお店の口コミで「長いことお世話になっています。」「3年通い続けています。」といった絶賛するコメントを見たことある方は多いでしょう。たとえ、それがサクラっぽく見えたとしても(実際多いと思いますが)、好印象を抱くと思います。

単純に気持ちいいから、通うことが好きだから、そして、スポーツをされている方や、日々の身体のメンテナンス目的ならわかりますが、肩こりや腰痛を何とかしたい人が通い続ける必要がある治療院というのは、治すことができない、または敢えて治さない治療院ということです。その理由は、そのような治療院の目的が「通い続けてもらうこと」であるためです。

癒しが目的であれば何回も通っていただける施設は理想ですが、治療が目的であれば通い続ける必要のある治療院を選びますか?

私は、患者さんを治すために治療院を開きました。通い続けていただくことは目的ではございません。完治していただくことが目的です。

このブログ記事は「肩こり外来をお考えの方は、是非私の治療院に来てください!」という宣伝ではございません。肩こり研究所までお越しいただける方には、もちろん治療させていただきたいと思いますが、当院は東京都目黒区の学芸大学にある小さな治療院ですので通うことができる方はどうしても限られてしまいます。

肩こりを治すための治療院・お店選びのコツ

患者さんの生活範囲の中で通えるところで、治療に最適な施設の選び方をお伝えしたいのです。もちろんお店の選び方、治療院の選び方に、正解はございません。ただ、肩こりを治したいけどどこも同じようだし、どこに行けば良いかはわからない…そのような、肩こりを確実に治したいけど迷われてしまっている方が施術所を選ぶ際のヒントとなっていただければ幸いです。

お店・治療院の選び方のポイントは、具体的に何をする施設なのか?どのような効果があるのかを正しく知ること!病院~お店まで詳しく解説

整形外科

なにはともあれ、まず検討されるのは病院でしょう。首・肩・腰・足の不調の場合、大抵は整形外科での受診となります。

慢性的な肩こり・腰痛を治すためには、骨の問題・重大な病気が隠れていないかどうかの確認が必要です。体の内部の状況を正確に把握するためには、医療機関での画像検査(レントゲン・CT・MRI・エコーなど)を受けてはじめて確定的なことがわかります。整骨院・接骨院・鍼灸院・カイロプラクティックで機材による検査を売りにしている所がございますが、それらはあくまでも「参考」でしかなく、身体内部の確実な事は整形外科でしかわからないという点をどうかご理解いただきたいと思います。

そのため、体の内部の状況を知りたい場合、治療をご希望の場合は、まず病院の整形外科での受診をご推奨いたします。(「診断」が出せるのは医師のみです。整骨・接骨・鍼灸・カイロプラクティックで診断を出すことは違法です。

医療機関で受診をして、特に大きな異常が見当たらない(「関節と関節の間が狭くなっている」を含む)状態であれば、多くは痛み止めか湿布を処方され、リハビリに通うこととなります。

ここはとても重要なポイントです。異常が見つかれば、その整形外科で治療できます。異常が見当たらない場合、いわゆる「とりあえずお薬出しておきますね」ということになる可能性が高いということです。

異常の有無の確認をして、異常が無い場合でも、病院にそのまま通い続けるか、他をあたってみるか、という判断が大切なのですが、判断して選択するのは患者さんご自身です。このブログの記事は、その判断材料として使える情報になるはずです。

病院で異常が特に見つからない場合、病院は何をしてくれるのでしょうか?

厚生労働省による調査(日本臨床整形外科学会協力)では、腰痛の8割は原因不明で痛み止めを処方という残念な結果になっています。これは腰痛に関してのレポートですが、肩や首の痛みも、程度の差はあれ、病院の整形外科における治療現場の実態に近いと思います。

痛み止めを処方というのは、つらい症状を抑えるために、痛み止めの注射や薬、湿布(市販されていないモーラステープ等)の処方を意味します。これらの処置はあくまでも、その時の症状をおさえる手段です。対症療法ということです。痛みが治まる=治る、ではございません。

対症療法以外の治療手段として代表的なものはリハビリです。病院における健康保険の適用範囲内のリハビリは、ホットパックなどの温熱療法、低周波などの電気療法がメインとなり、5~10分程度のストレッチやマッサージになります。

リハビリ室にいらっしゃる理学療法士(PT)さんは身体動作を改善するスペシャリストです。肩こりを治すにあたって、姿勢や動作を改善することは必須です。理学療法士は、本来、肩こりをお治せる実力を持ち合わせているはずなのですが、健康保険適用のリハビリということで数々の制限があります。

健康保険を利用することは必然的に治療方法が限定されます。つまり、理学療法士さんの持っている実力を発揮できないという現状があるのです。それ故に、医療機関である整形外科のリハビリに通ったとしても「その時は気持ち良いけど・・・」というケースがほとんどというのが現実です。(保険を適用しない自由診療であれば、治療方法は広がりますが、費用は全て自己負担となり、かなり高額になります。)

まず、医療機関にて体の内部チェックを受けて、問題が隠れていないかどうかを確認することは肩こりを確実に治す上で、とても大切なことです。

保険適用という制限の中では、病院で治療できることとできないことがあります。これらを踏まえて、病院で治療を受け続けるか、他を選択するか、という判断は、以下の情報を参考にしていただいて、お考えください。

整骨院・接骨院

整骨院・接骨院を営む柔道整復師は本来、急性期(傷めてすぐ)の応急手当と治療をするスペシャリストです。簡単にいうとケガをした時に行く所が整骨院・接骨院です。

実は健康保険適用も骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(いわゆる肉離れ含む)に対する治療に限定されています。

※参考:厚生労働省

肩こりで受診したのに捻挫をした事にしてと依頼された などという事に心あたりはないでしょうか…?

肩こりで受診した方は実際にはどのような疾患にて保険請求されているかご存知でしょうか…?

正確には肩こりの治療に保険適用はされませんし、慢性の症状になりますので柔道整復師の範疇外の疾患となります。この業界が保険の不正請求の温床になっているとしばしば問題にされ不信感を持つ方が少なくないのは、これが理由です。

きちんと保険が適用できるケースもあります。医師の同意書があれば、肩こりでも保険適用で治療を受けることができます。しかし、これは患者さんに手間と時間といった負担を強いる形になります。保険適用ということは、保険で決められた治療しかできないという制約があって『治すために必要十分な治療』ができないのが現状です。(ですので、当院では完全自費診療とさせていただいております。)。

しかしながら、例えばムチ打ちになってしまってすぐの場合などは正式に保険も適用となりますし、整骨院に足を運ぶのが良いと思います。

参考:整形外科と整骨院(接骨院)Q.「整体」なども整形外科の一分野なのでしょうか?

A.日本整形外科学会による回答

歪み=肩こりの原因、と説明する整体や治療院

肩こりの原因は「歪み」ではない。

骨盤矯正という言葉は、聞いたことがないという方は少ないと思います。骨盤の歪みを矯正すれば、体の不調の回復はもちろん、ダイエット効果までうたわれています。骨盤に限らず、骨の歪みを諸悪の根源とする「ゆがみ理論」はもっともらしいのですが、少なくとも肩こりは歪みから生じるものではございません。なんでもかんでも「歪んでますね」と歪みのせいにしている施術者がいますが、間違いです。

肩こりを引き起こす原因は歪みではありません。肩こりの原因は、あくまで筋肉の問題が主です。ですから骨格矯正や歪みを肩こりの根拠としている所は、そもそも肩こりを引き起こしている原因へのアプローチができておりません。つまり、わざわざ足を運んでも治る見込みはありません。

カイロは気持ちよいかもしれませんが大変危険です。

特に骨をボキっとするカイロプラクティックでおなじみの矯正術などは、 直後はスッキリしますが、その音は過剰に関節が動くことによって生じるため、その後時間が経つと周囲の緊張が増してきます。骨ボキ施術を受けた後に、かえってつらくなってしまったという方、ムチ打ちのようになって悪化したという方は少なくないと思います。

「ソフトカイロ」「無痛整体」といった、骨ボキをやらない、痛くない施術もありますが、ベースとなる理論は「骨のゆがみ」です。ですので、これをいくら追究しても治ることはありませんし、無痛であろうと有痛であろうと整体は無資格者による施術であるため治療ではないのです。

海外では認められている、海外の資格や民間資格を誇示するところが多いのですが、ここは日本です。何かあっても誰も助けてくれません。

このような治療ではない行為は、無資格ですので誰でもできますし勝手に名乗れます。自称ゴッドハンドが良い例です。その結果、整体やカイロでの施術が原因による事故も起こっております。

体がおかしくなったらどこに行きますか?

病院ですよね。治療して無事に治っても、あとから整体やカイロで受けた施術が原因だったと証明することは困難です。無資格者なのに一般の方から見てさも有資格者のような表記をしていること(ここでいう有資格者とは国家資格者という意味で民間資格保持者を意味しません)、治療ではないのにさも治療のようにみせかけた表現をしていること、この二点が本当に治したい方を惑わす大きな原因であり、問題であると筆者は考えております。

人は、どうしても、ニュースや話題にでもならない限り、問題意識、危機感を持つことはできません。ひとつ言えるのは、近い将来、必ず大きな問題になります。

急増する『整体師による骨折』

国民生活センターでは、「マッサージを受けて骨折、もしくは健康被害を受けた件数は2007年度以降の5年間で825件が発生しており、報告件数は年々増加している」と発表しています。参照: 国民生活センター-手技による医業類似行為の危害-(PDFファイル)

柔道整復師がいる接骨院や整骨院で、健康保険が使えます、各種保険取り扱い、ということをアピールしている治療院が多いですが、健康保険が適用できるのは、健康保険適用も骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(いわゆる肉離れ含む)に対する治療のみです。つまり、整体も行っている整骨院がある以上、整体も保険が適用されるように錯覚してしまいます。整体には保険は適用できません。

参考:整形外科とカイロプラクティックQ.カイロプラクティックとはどのような治療法でしょうか?

A.日本整形外科学会による回答

リンパの流れを良くする、身体をほぐすことを目的とするマッサージ屋さん

マッサージという言葉を使ってよいのは国家資格保持者のみです。つまり「お店」では使えません。ですから、リンパマッサージのように○○マッサージという名前にすることで法律の隙間をついているのです。マッサージという言葉を使わずドレナージュといっているところも見かけます。

リンパの流れを良くして、内側から綺麗にする、リンパの流れを改善すると毒素が消える、肌荒れやむくみが解消する、などといいますが・・・残念ながら、医学的根拠に乏しいです。そして、リンパの流れをよくすると免疫力を高めるともいいますが、免疫の主役は白血球。白血球というと血液の中にあるもの、というイメージがありますが、血液の中だけではないのです。白血球にも種類があり、それらの総称です。そのうちのひとつがリンパ球であり、それはリンパ液の中に存在します。ただ、それだけのことです。

クイックマッサージ・リフレなどいわゆるマッサージ屋さんは基本的に凝っている所を揉んで快楽を提供する所なので、治しにいく所ではありません。当然治ることはありません。気持ちよさ、癒しを求める人のためのお店です。ですから、治すことを目的としているのでしたら、オススメしません。

人間の身体は刺激に慣れていく順応性があります。

コリは刺激に慣れていきます。お店に通う頻度が増し、行くたびに強さを求めてしまうようになりますと、コリは悪化しているということです。そうなると治療にも時間を要するので、身に覚えがある方は治療を早めに検討しましょう。あくまでも目的次第でございます。

ペインクリニック

「何をやっても治らない!!」方の中にはペインクリニックへの受診を検討している方も少なからずいらっしゃると思います。

ペインクリニックとは、その名の通り「痛み(=pain)をとる」「症状を緩和する」ための医療機関です。主に麻酔科の医師がいらっしゃいます。

ペインクリニックに特徴的な、肩こり治療は主に二つあります。

  • 痛み・症状を感じさせる神経をブロックする
    • 圧痛点の局所神経ブロック(トリガーポイント注射)・肩甲上神経ブロック→症状を自覚しているその部分に対して直接アプローチして痛みや疼きを感じなくさせます。
  • 首肩への血流を妨げている神経をブロックする
    • 星状神経節ブロック→首の付け根にある頭と肩、上腕を支配する自律神経のうちの交感神経の塊です。この神経をブロックすることで、肩全体の血流を改善します。

神経ブロック治療を受けますと、今までマッサージ・整体・一般的な鍼治療を行っても数日内で元通りになってしまっていた方でも、一定期間はその苦痛から解放されます。筆者の見解となりますが、これはとても良い事だと思います。ただし、薬の効果は一定期間で確実に切れるので、それをずっと繰り返さなければなりません。そして繰り返しているうちにだんだん効きが悪くなり、少しずつ量を増やしていく必要があります。繰り返さなければならない理由は、首肩の筋肉へ物理的負担をかけている原因、首肩の筋肉が疲労し硬くなる原因がブロック注射のみでは解消されなためです。星状神経節ブロックによって血流を改善する事はできますが、肩こりの原因が血行不良だけではないことはこちらでご紹介させていただきました。→体操・ストレッチ・温熱療法など血行改善により肩こり・首こりが解消されない理由 (医学的根拠に基づき神経生理学の観点から解説 )

苦痛からの即時的な解放はとても素晴らしいことである反面、これは、痛み止め・消炎鎮痛剤を服用し続けること本質的には変わりはないのではないかと考えております。

ボトックス注射

最近、美容クリニックで有名なボトックスをコリの感じる部分に注射するという治療があります。

ボトックスは筋肉を収縮できない状態にするため、硬くなっている筋肉を一定期間弛緩させることができます。

これは一見血流改善よりは理に適っていることになりますが、注意が必要です。

例えばA、B、Cの3つの筋肉が相互関係にある場合、Aにボトックス注射を打ちますと、ボトックスによってAの筋肉は収縮できないようになります。そうしますと、B、Cの筋肉がそれに代わって頑張って働くようになります。すると別の所にコリが発生します。

繰り返しボトックスを使用しますと、その筋肉は退化してきます。筋肉が退化しますと、他の筋肉で補う状態となります。つまり、また別の箇所がコリ、ボトックスを打ちますと、悪循環になります。

筋肉を緩めることで、血流を改善と聞けば聞こえはよいのですが、筋肉の内側の血流は筋収縮によって促されます。ボトックスによって収縮できない状態ということは該当する筋肉内の血流は悪くなっているのです。

そのため、ボトックスを使えば頑固なコリを絶対に弛めることはできますが、それが治るということにつながるかといいますと、ケースバイケース、むしろ、かなり限定的な場合のみ有効といえます。

上記ではネガティブな見解となってしまいましたが、ペインクリニックでの神経ブロック治療を否定しているわけではございません。

鍼灸マッサージ含めてどんな施術を受けても楽にならないという方の症状を即時的に解消するのは本当に重要なことです。疼痛の管理はQOL(生活の質)の向上のために欠かせません。

兎にも角にも一刻も早く、今ある痛み・こりから解放されたいというお考えでありましたらペインクリニックに足を運ぶのが良いと思います。注射技術によってバラつきはあるもの、ほぼ確実に一定期間の痛みからの解放は叶うと思われます。しかしながら、「痛み・コリを感じなくなる=治った」ではないという事を患者さんご自身も認識しておかなければならないと思います。ペインクリニックにて神経ブロック治療を行い、症状が緩和している期間に、筋肉バランス・姿勢・動作など体を造り変えることで根本治療を行うことができれば理想です。ブロック注射の効果がある内に根本治療が行うことができれば、ブロック注射の効果が切れた後に元通りになるというサイクルを断ち切ることができます。

ストレッチ店

最近はストレッチ店も目立ちますが、ストレッチのみで肩こりは治りません。ここでいう「治る」というのは、一時的な症状の緩和を意味しません。

肩こりがストレッチでは治らない理由

肩こりでつらくなる部分は、不良姿勢によって常に引き伸ばされてしまっているのです。ストレッチは、引っ張って伸ばす、という意味ですが、肩こり=つらい部分がストレッチされてしまっているという状態なのです。

その引き伸ばされた状態はつらいので体は反発しようとします。そのために筋肉が疲労して硬くなり、血流が悪くなり、症状が出現するのです。

整理します。凝っている部分は日頃から常にストレッチ・引き伸ばされてしまっている状態なので、その部分をさらにいくらストレッチしても、一時的には楽になったような気がしても、根本の解消には決してならないのです。

え・・・?こっている部分が日頃からストレッチされている・・・?

いまいちピンとこない方がいらっしゃると思います。もっとわかりやすく解説いたします。

例えば下を向いて作業をしていると首の後ろの筋肉が引き伸ばされている状態となり、それが長時間に及ぶとコリになるという事です。(こりがひどい部分はそもそもストレッチしても伸びないし、楽にならない、という点を重症の方はご理解いただけると思います)

そして、多くの方にはあまり実感がわかないかもしれませんが、中には体が非常に柔らかい、つまり関節可動域が非常に優れているにも関わらず首肩こりにお悩みでいらっしゃる方がいます。実はこのような方の治療は非常に難しく、ただほぐせば良い、やわらかくすれば良いというわけではないのです。関節可動域は正常、もしくはそれ以上あるわけなので当然ストレッチによって改善の見込みはないのです。

また、ストレッチ店にお勤めでいらっしゃる方は基本的には国家資格非保持者です。国家資格を取得しなければ法律上治療行為は行ってはいけません!!違法です。そのため「体を変える」ことをうたっていたとしてもストレッチ店は整体と同様、無資格者が行うリラクセーションの範疇であり、肩こりを治すために行く所ではないのです。

当院でもストレッチは関節可動域を改善するためにしばしば行いますが、あくまでも一つの手技でしかありません。ストレッチのみで肩こりを根本的に治すことは現実的には不可能に近いと思います。しかし、裏を返せば、関節可動域の改善にはストレッチが特に有効といえます。

ストレッチ店ならではのメリット

「肩こりを治す」「腰痛を治す」という限定的な面に限ってはストレッチ店を否定するような文章になってしまいますが、ストレッチ店ならではのメリットもあります。

まず、ストレッチは無資格者が行ったとしてもマッサージと比べて比較的有害事象は起こりにくいといえます。そのため無資格マッサージや整体にて硬い所をひたすら揉まれて揉み返しに苦しむという事は、ストレッチ店ではまず起こらないので、その点は安心です。

ストレッチ店には、NATA- ATC、NSCA-CSCSといった資格を保持しているトレーナーが在籍しているお店がります。このようなプロのトレーナーの資格を有している方は、単に固い所を伸ばすというだけではなく、体のバランスを整えるとい う意味での施術をしてくれる可能性が高いです。これは治療ではありませんが、単なるリラクセーションのお店とは明確に異なります。何よりも効果的な筋トレやセルフケア方法の指導も受けることができるでしょう。

体が硬いことにお悩みの場合や、健康な方がさらに健康増進を図るためにはストレッチ店に足を運んでいただくメリットはとても大きいと思います。これはヨガ教室にも同じことがいえます。ストレッチ店もヨガ教室も、体を治してからいくべきところです。治しにいくところではありません。

健康な人が健康を維持するための場所

フィットネスジムはあくまで健康な方が健康増進をはかるための場所です。ヨガも同様です。単にマニュアルに則っての筋肉トレや、やみくもに体を動かすことでかえって負担となり状況が悪化してしまう場合もございますのでこれには注意が必要です。体を変えるには患者さんの個々のお体状況に応じた対処が必要になります。そしてお体状況をきちんと把握するためには専門的な知識が必要になります。

西洋医学的な鍼灸マッサージ治療院や、NATA-ATC・PT(理学療法士)・NSCA-CSCS・日本体育協会認定ATなどの資格保持者が属するパーソナルトレーニングジムとなります。数々の民間トレーナー資格がありますが、この四つの資格いずれかの有無を参考にしていただくとよいでしょう。あくまでも個人的な見解ですが、日本国内でみられるトレーナー資格の信頼度としては「①NATA-ATC・PT(理学療法士)→②NSCA-CSCS→③日本体育協会認定AT」となります。

体造りを目的としたトレーニングを行う、もしくは現在行っている場合「お体状況が常に前進しているかどうか」これを第一のチェック項目にしてください。前進していなければ、見立て、もしくは対処方法(トレーング内容)のいずれかがエラーとなっているためなので、今一度検討していただけましたらと存じます。体を変えるという事は容易な事ではありませんが、お体状況に最適化された処置を行えば体は必ず変わりますよ。

ストレッチをすると疲労解消にも効果があるとされています。たしかに、スッキリして精神的疲労を緩和する効果はあるでしょう。ここで大切なことは精神的な疲労を解消という点です!!ストレッチには肉体的な疲労を解消する効果はございません。

血行がよくなるからという、いかにもな理由による説明をされているところも多いですが、血行良くしたいのでしたら温める方がずーっと効果的です。お風呂で湯船にゆっくり浸かりましょう。

東洋医学に基づく鍼灸マッサージ治療院

東洋医学では、伝統的で特徴的な診察法が用いられます。脈・舌・腹などの状況を観察して、施術者の主観的観測のもと「気」「血」「津液」「経絡」 などの異常をみつけ、独自の診断が出されます。そしてその診断に則り、ツボと呼ばれる定点に鍼やお灸といった施術を行います。

東洋医学において、基本的に適応できない疾患は無いとされています。全ての不調に対して治療方法があるとされています。ただし、「治療方法はあり ます。でも効果は保証できません。」というのが実情です。

実は、 東洋医学はあくまでも考え方であり思想なのです。

数千年前、まだ人体解剖学が体系化されていなかった時代に人体を構成するものは「気」「血」「津液」だとさ れ、「経絡」というルートがあることが仮定されました。そこの異常を見出して治療を行うので、今現在では実体が確認されていないものに対して施術 を行いま す。人体にはまだまだ未知な部分がありますで、今後新たに気や経絡などが確認される可能性はありますが、万人が眼で見て触れることができる西洋医 学的な解 剖学と比較すると「不確か」と言わざるえない部分があります。施術者のセンス(直観)がとても問われる治療です。

例えば肩こり治療の場合、症状を自覚しているのが首や肩だとしてもその部分にはあまり触れることがなく、手や足に対して処置を行うことが多いで す。(もち ろん全てがそうではありませんが、多くの場合がそうです。)それは、首肩がつらくなるのは「気」「血」「津液」の過不足や滞りが原因とされるた め、その通 路となる「経絡」などの流れを良くすることが目的となります。そういったルートの主要部分やツボが手足に多いためです。東洋医学的な治療では「刺 しているか、刺していないかわからない鍼」や「お灸」がしばしば行われます。(当院では、リスク対効果という面からお灸は一切行っておりませ ん。)

あらゆる病院に通って診療受けたのに改善しなかったのに、東洋医学的な治療で救われたという方も少なくないと思いますが、それは、たまたま、その人には効果があった、というのが現実です。自分に効果あったから人に薦めたくなる気持ちはよく分かりますが、東洋医学的な治療=誰にでも効果がある、万能であるということではないという点だけがご留意ください。

このブログ記事における「治療院の選び方」は一般論です。10人中1人に効果があるものと10人中3人に効果があるものがあれば、後者をオススメする、という視点であるという点については、どうぞご理解ください。

西洋医学に基づく鍼灸マッサージ治療院

東洋医学と対をなす西洋医学ですが、西洋医学な理論に基づく治療では適用と不適用がきっかりと分かれます。これだけですと、東洋医学の方が良いと思われることでしょう。西洋医学というのはより高い確率で、効率よく治すこと、生命を救こと、を突き詰めていく学問なのです。西洋学的医療にも100%はありませんが、再現性や一定の確率が担保されているのは間違いありません。効果はあるかもしれないし、ないのかもしれない、という確率自体が担保されていないのが東洋医学です。わかりやすく説明するために極端な例を挙げます。1万人に対して1人に効果があれば、効果あったとする のが東洋医学、あまりに数が少ないので効果なし、とするのが西洋医学です。

西洋医学治療では、問題を起こしている部分に直接アプローチします。ベースは解剖学です。解剖学的な異常がある 部分、特に筋肉に対して治療を行います。

例えば肩こりは筋肉の異常なので、異常がある部分、そのものに対して施術が行われます。 誰もが目で見て、触れることができる普遍性のあるものの対して施術を行うため、異常を見つけ、そこにアプローチする事ができれば確実な効果が期待できま す。見立てと鍼を刺す技術があれば誰でも再現性のある治療が可能です。

西洋医学的な肩こり治療の流れを説明します。まず、症状を引き起こしている首肩の筋肉そのものに処置を行います。それだけでは対症療法にすぎないので、症状を引き起こしている筋肉に負担をかけている他の部分の筋肉に対してもアプローチを行います。その目的は、首肩にかかる物理学的な負担を減らしていくことです。根本治療を行うためには、肩や首に関係する部位、突き詰めると体全体へのアプローチが必要なのです。

肩こりや腰痛を確実に治すには、まずは整形外科にて基礎疾患の有無をチェックしていただき、異常がなければ、上記の例のように西洋医学的な視点の もと全身的なアプローチを行うことが望ましいのです。原因を究明し、一つ一つ解消していくという理論的な治療こそが確実です。

ですので、西洋医学的理論のもと筋肉に対する施術を行い、姿勢と動作を改善してくれる鍼灸マッサージ治療院に足を運ぶ事がベストです。

それでも、治らなかった、よくならなかったのでしたら、東洋医学の鍼灸マッサージ治療が効果あるかもしれません。これは本当に大切なポイントで す。つまり「東洋医学は第一選択肢であるべきではない」ということです。

東洋医学と西洋医学の融合をうたう鍼灸マッサージ治療院

世の中には、西洋・東洋医学の良い所を合わせた施術をする折衷治療を行う治療院がありますが、これはあまりおすすめできません。「良い所だけを合 わせた・・・」と聞くと響きが良いですが、裏を返せば、どちらにも特化していない、中途半端である可能性が高いです。もし、東洋医学的治療をご希 望されるようであれば、完全に東洋医学的理論の元、治療を行う治療所に足を運んでいただきたいと思います。この業界の宣伝におきまして、耳触りの よいキャッチコピーには必ず裏があるとお考え頂いて良いと思います。

肩こりの治療に効果的なのは、鍼・マッサージ、ストレッチ、トレーニングの3つ

治療院やお店が何を行なうかについて、解説しましたが、メリットとデメリットが混在しているケースがあります。混乱されるといけませんので、上記解説を、肩こり治療を行なう上で効果的な「方法」の面から、整理します。

肩こりを治すためには、鍼・マッサージ、ストレッチ、トレーニングの3つが大切です。

マッサージ・鍼硬くなった筋肉を弛める事ができる=局所症状の解消に対しては効果的。対症療法に特化しているので、これだけだですと「施術を受けても時間がたてば元通り」から抜け出せません。 ストレッチ・関節モビリゼーション硬くなって動きづらい関節の可動域の改善ができます。首肩腰に負担をかける不良姿勢を改善できますが、局所の症状(コリ)を解消することは難しいです。運動療法・トレーニング体を動かすことによって筋肉がゆるんだり、スッキリする感じを得ることができます。筋力を向上することはとても大切なこと。根本改善には運動は必須ですが、局所の症状(コリ)を解消するには不十分です。症状が低下して、関節可動域が確保されている状態で運動する事が重要です。

このように、それぞれの方法には一長一短があるため、首肩こりを治すためには、これが一番いい、これだけやれば良いということはない、ということがをご理解いただけると思います。

つまり、これら3つを全て行なうことができるところが、肩こりを治療することができる治療院といえます。

肩こりや腰痛を治すためにどこに行けばよいのかという質問に対する回答

長々と解説しましたので、最後に、どこに行けばよいのか?という点についてまとめます。

まずは整形外科にて骨の問題や病気がかくれていないか、チェックを受けてください。そして、異常が無い、もしくは原因がはっきりしないようであれば、西洋医学的理論のもと筋肉に対する処置を行い、姿勢と動作を改善してくれるNATA-ATCまたはNSCA-CSCSといったトレーナーライセンスを保持した治療家か理学療法士が在籍する鍼灸マッサージ治療院に足を運んでください。(リハビリにて電気や温熱療法を続けていても、直後には緩和されても一時しのぎであるという事をどうかご理解くださいませ)

そして、鍼灸師、按摩・マッサージ・指圧師という国家資格を有している者が治療を行っているかどうかを確認してください(事前に電話で確認する、ホームページなどでスタッフの情報をチェックしましょう)。

と言いたいのですが、残念なことに整体・鍼灸マッサージ治療院といった名前を掲げているところが結構多いのです。

整体は無資格者が行い、鍼灸マッサージは有資格者が行うものです。

つまり、有資格者が、整体も行う治療院なんだな、と思われるのが自然ですが、ひとつタネ明かしをしておきます。

国家資格保持者なのに整体という言葉を使う理由

国家資格には、接骨を行う柔道整復師以外に以下の種類があります。

  1. 鍼灸師(鍼師・灸師)
    • 鍼とお灸
  2. 按摩マッサージ指圧師
    • マッサージ治療

鍼灸師は、鍼師と灸師の2つの資格を一緒にとる人がほとんどなので、1つにまとめられて呼ばれます。

ポイントは「按摩マッサージ指圧師」という資格です。

鍼灸師の資格はもっていても、按摩マッサージ指圧師の資格は持っていない方がとても多いのです。これは、学校の数の差という現実的な問題も大きいのです。両方持っているから偉い、優秀ということではございません。

ですが、整体・鍼灸マッサージ治療院といった名前のところは高確率で、按摩マッサージ指圧師の資格を持った治療スタッフがいません。鍼灸師資格のみを有する者しかいないということです。

これが、「整体・鍼灸マッサージ」というネーミングのカラクリです。

繰り返し強調しておきたいのは按摩マッサージ指圧師の有無が全てではありません!!有していなくても素晴らしい技術をもった治療家はたくさんいらっしゃいます。

技術ではなく国家資格を持っている・持っていない、という点での判断というのは、腕の良し悪しとは無関係ですし、患者さんからすれば、治るの?治らないの?という点がもっとも重要です。

本気で患者さんを治すことに取り組んでいる鍼灸師でしたら「整体」という言葉は使いません。

按摩マッサージ指圧師の資格がないから、整体という言葉を使う鍼灸師と、整体という言葉を使わない鍼灸師がいるということです。

整体やゆがみ理論については、先に説明したとおりです。施術内容の説明やコース名に「ゆがみ」という言葉が入っている場合は、治療という意味ではまったくもって無意味です。「リンパ」という言葉を使っているところも同様です。効果はまったく期待できません。

「整体」「ゆがみ」「リンパ」・・・この3つのうち1つでも入っている治療院・お店で期待できる効果は「癒やし」のみです。

良い鍼灸院の選び方を知りたい方へ

鍼灸マッサージ治療院の名前や施術メニューに「整体」という単語の有無がひとつの判断基準になります。

数は限られると思いますが、NATA-ATCまたはNSCA-CSCSといったトレーナーライセンスを保持した施術者か理学療法士が在籍する鍼灸マッサージ治療院が理想です。

そして、西洋医学的な鍼灸マッサージ治療院でも、もちろん技術力には差がございます。もし、改善しない、効果を感じないようでしたら、他の西洋医学的な鍼灸マッサージ治療院に思い切って変えましょう。それでも、どこにいっても効果がないようでしたら・・・東洋医学的な鍼灸マッサージ治療院を検討なさってください。

実際問題、当記事で推奨しているような治療院は少ないです。

業界現状を見渡してみると、ご推奨させていただきましたような治療施設の数は多くはありません。探したけれども見つからない、行きたい所が見つかったけれど遠方により行くことができないという方もいらっしゃることでしょう。

いい治療院が見つからない・・・目的を明確にして、施設を使い分けましょう!!

希望の治療院が見つからない、見つけたけど通うのが困難な場合は、目的をはっきりさせて施設を使いわけるということをお勧めします。

治療院にいく目的のうち、「今つらい症状をどうにかしたい」「コリをほぐしたい」「筋肉を柔らかくする」「関節をやわらかくする」といった事に関しては西洋医学的な理論のもとで治療を行う鍼灸マッサージ治療院をご利用ください。

そして、「筋肉を強化する」「体のつかい方を改善する」「姿勢や動きを改善する」といった体造りに関しては、NATA-ATCまたはNSCA-CSCSといった資格をもったトレーナーか理学療法士が在籍するパーソナルトレーニングを受けてください。パーソナルトレーニングを受ける際のポイントは「体幹機能を回復させてほしい」とオーダーすることです。

トレーニングジム選びのポイント

トレーニングジムを選ぶ際のの留意点は大きなフィットネスジムやチェーン展開しているお店のパーソナルトレーニングではなく、なるべく小さい規模のジムや個人で開業されているトレーナーさんのほうが良いです。そして、必ず確認していただきたいこと、それは、NATA-ATCまたはNSCA-CSCSのトレーナーのライセンス、または国家資格である理学療法士を保持している方が在籍しているかという点です。これはとても重要です。

ライセンス・国家資格の有無を確認しなければならない理由

理学療法士・NATA-ATC・NSCA-CSCSといった資格は、お金払って講習受ければ取れる類のものではございません。取得するのは簡単ではなく、何より資格を取得するためには、一定の医学的知識があるということが担保とされています。専門トレーナーといいながら、実際は研修2週間受けただけのただの素人といったケースが多い業界ですので、資格の有無の確認は必須です。

肩こりを治すためにはフィットネスの知識では不十分です。肩こりを治すためには、医学的な知識が必要不可欠なのです。

掛け持ちするのは良くないのでは?と思われた方へ

理想であれば、これらを一つの施設で一貫して行うことが慢性的な肩こりや腰痛を最短で治すことにつながりますが、実際はそのようなことができる施設はそう多くはありませんので、読者様のおかれている状況によってはこのように目的に応じて使いわけていただければと思います。

「掛け持ちするのは良くないのでは・・・」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、ご安心ください。患者さんを治すということやメリットを最優先することを貫いている治療家やトレーナーは、自らの専門分野や適応範疇を熟知しており、それぞれの領域のプロフェッショナルと連携を組むことが可能です。何を掛け持ちするかにもよりますが、それが目的を達成することに医学的観点から適しているということであればむしろ連携を推奨するでしょう。決して、自らの領域にしばりつけようといたしません。患者さんにとって最も有効な手段、方針、意志を優先するはずです。(目的に応じた使い分けや連携を拒むか否か、それに対する説明でその治療担当者の資質を判断する目安にもなるでしょう。)

当記事は肩こり研究所が実践していることを踏まえ、患者さんを治す、助けになるはず、という信念を持って書きました。冒頭で述べましたように当院に治療にお越しになれない方のお役に立てれば幸いです。そして、もし疑問点やご質問がございましたら、できる限りの対応をさせていただきます。ただ、1点だけ注意点がございます。実際に体を診てみないと正しい判断は不可能なのです。責任のもてない適当なアドバイス・回答はできません。ですので、回答できる範囲は限定されてしまうという点だけは、どうぞ予めご了承ください。

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マッサージや整体、整骨に通われる方が何をもって通い先を決めるのかといいますと3割くらいの方が広告、1割くらいの方がご家族や友人の紹介がきっかけと言われております。

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katakoriLabs

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