あなたの症状の原因を見極めます。

はじめての方・再診の場合も同様です。はじめての方の場合、カウンセリングの結果、こりラボでの治療が適切でないという判断をすることもございます。もちろん患者さんご自身が治療を望まないこともございます。

治療のスタートを決定する上で、もっとも大切なことは、治したいという気持ちです。私たちと患者さんの双方が同じ目標に向かう必要があります。その確認のためにカウンセリングは大切な最初の一歩です。

当院での治療が望ましくないという判断・こりラボで治療をしたいと思えないという判断、これは悪いことではございません。当院は、とりあえず治療して様子を見ましょう、という方針はとっておりません。患者さんを治すために最適な方法を真剣に探求します。

当院での治療よりも効果的・効率的な方法や手段があるならば、そちらを提案しお薦めします。目の前の患者さんに対する最善の処置をすることは、私たちの大きな責任の一つ。治療家である以上、いかなる時も患者さんをより良い方向に導かなければなりません。

他院で診てもらっている方で、セカンドオピニオンとして当院で相談だけしたいという場合も是非ご検討ください。こりラボでは、当院の治療を無理強いするようなことは一切いたしません。他院で行なっている治療に不安があっても、当院のカウンセリングによって、不安や迷いが払拭されたら、私たちにとってとても嬉しいことなのです。

治療技術以上に技術が問われるカウンセリング

カウンセリングは、話を聞くだけ、というイメージをお持ちかもしれません。

カウンセリングに必要な技術は、手技といったわかりやすい技術以上に重要です。どれくらい重要かといいますと、カウンセリング・検査の占めるウェイトは治療全体の50%以上といえます。

地図で考えてください。根治というゴールに向かうための出発点と行き方を決めるのがカウンセリングです。

行ったことのないところへ行く場合、まずその場所の情報を調べます。場所の住所から、地図でどこかを把握します。次に最寄駅やバス停・道路といった交通機関について検討するでしょう。行く日の天候や曜日によって、行き方を変えたほうがよいかもしれませんので、いくつかの案を挙げて検討すると思います。一緒に行く人がいれば相談して決定するでしょう。

治療も同じです。

治療は幸いゴール地点は決まっています。

ただし、出発地点は患者さん本人の感覚でしかわかりません。出発地点の情報を、私たちが知る必要があります。出発地点を把握し、根治というゴールまでの道筋を決定するために必要なのが「カウンセリング」です。

私たち治療家が行なうカウンセリングの目的とは?

肩こり・首こり・腰痛といった症状に対して、とりあえず緩和するのは危険極まりないことなのです。

患者さんが、とにかく緩和してほしいと思うのは当然なのですが、治療家がいきなり緩和を試みる行為は非常に危険です。

慢性的な症状のなかには、私たちが触れてはいけない症状があったり、持病などにより特別な配慮が必要なお体もあります。血行改善が状況を悪化させてしまう場合もあります。

私たち治療家が、目の前にいらっしゃった患者さんに対し一番最初に行わなければならないこと、それはお体状況を適切に把握するということ。「見立て」です。

カウンセリングは8ステップ

カウンセリングは、治療開始にいたるまでに8ステップございます。この8ステップは大きく3つに分かれます。

  1. 見立て
  2. 鑑別
  3. 計画

カウンセリングはこの3段階の流れで行います。その詳細を以下にてご説明します。

見立て

患者さんのお体状況を把握するために行う「見立て」とは専門用語で「評価」を意味します。評価に必要なことが2つあります。それは主観的データと客観的データです。「患者さんの主観」と「治療する側の客観」を合わせてはじめて評価できます。これをこりラボでは「見立て」としています。

見立ては専門用語では「評価」ですが、これは医師における診断にあたります。ただし、診断という言葉は法律上医師にのみ許されているものです。私たち治療家が行う評価は診断ではございません。

こりラボでは基本的に病院・クリニックで受診していただいた上で治療に入ります。つまり医師の診断があることを前提として、患者さんのお体状況をより詳細に把握します。

面接・問診

まず患者さんからの主観的情報の収集のためにお話を伺います。現在の状況(どこがどのようにつらく、なにがお困りなのか等)、過去の状況(これまでの経過・既往歴・持病の有無・治療歴等)、考え(患者さんがお求めになられていることや治療に対する考え等)をお伺いします。

触診・測定・検査

お体状況を正確に把握するために、触診・検査などを行います。施術者による客観的情報の収集です。得られた情報と問診で得られた情報を合わせて、お体状況を正確に把握します。

具体的には、測定(関節角度、筋力、筋緊張など)・検査(徒手検査法など)・分析(患者さんから得られた情報をもとに考察)して評価します。

本気で「肩こり」を治療する人が少なすぎるのです。だから、肩こりは仕方がないという認識が浸透しています。

肩こりの場合、症状として肩こりがあったとしてもその病態は様々です。「似た症例」はありますが、患者さんのお体は十人十色です。現在の症状は同じだったとしても、発症の経緯や経過は異なるということは少なくありません。

それは慢性的な症状には、発症以前の状況、過去に傷めた部位・回数・頻度、生 活習慣、体の癖、ストレスなど様々なことが関与しているためです。

慢性的なひどい肩こりを改善するためには現在の状況だけでなく過去も含めて原因を考え「見立て」を行うことが絶対に必要なのです。

鑑別

治療を行う上で、かならず見極めなければならないポイントがあります。見極めるために行うのが鑑別です。鑑別のポイントは3つあります。

生命に関わる病気が関わっていないかどうか?

まずは生命に関わる病気が関わっていないかどうかの見極めです。 急に発症した首こり・肩こり・頭痛は、脳や首の血管の異常や心臓病などが関わっているということもあります。万が一、症状や経過などからそのような可能性が考えられる場合は、すみやかに医療機関の受診をご案内します。

当院の治療範疇かどうか?

まず、お悩みの症状が、当院の治療範疇かどうか?

例えば肩こりの場合であれば、病気が基盤となりその諸症状として生じている「症候性肩こり」なのか、西洋医学的に異常と判断されない「本態性肩こり」なのか、または両者が混在しているのか、といった分類の正しい判断が必要です。

この分類によって治療の方向性が変わります。

症候性肩こりであれば医療機関による治療がメインとなります。本態性肩こりであれば当院の治療が有効です。混在している場合は医療機関での治療と併用することが望ましいです。

確実な治療、治療の目処をたてるためにも適応か否かの見極めます。

他の治療方法や他院での治療が望ましいかどうか?

当院の治療範疇だったとしても、他の治療方法や他院での治療と比較して、本当に当院で治療を行うことが患者さんにとってのメリットになるのかどうか?

通院回数や頻度、費用対効果、患者さんの目的や考えと当院の治療方針との照らし合わせなど多岐にわたります。患者さんにとってデメリットとなり得ることは包み隠さずお伝えします。あくまでも患者さんにとって有益となるかどうかです。

治療の計画

治療の方針が、見立てと鑑別により定まりましたら、治療計画を立てます。この治療計画に基づいて治療を行っていきます。

治療のゴールを設定

治療の目的は患者さん個々によって異なります。 見立てを元に、患者さんのご意向を尊重しつつ何を目指して治療を行うのかご相談させていただきます。

治療計画の立案

前向きな治療を行うためには、一回一回の治療が単発で終わるのではなく、連続性をもって積み重ねていくことが求められます。

患者さんのご都合やご意向を尊重しつつ、最も効果的かつ効率的と考えられる治療方法・頻度・期間などといった治療の内容や計画を考えます。

治療開始

治療は、私たちだけで行なうことはできません。患者さんと共に行うものです。私たちは、根治という目標を最短で達成するための最適メニューをご提案します。患者さんのご都合を最優先した上で、それに合わせて治療計画を練り直し、お互いにとって無理のない治療計画を決定して、治療開始となります。

まず、相談してから治療を受けるかどうか決めたい場合

カウンセリングの結果次第で治療に入らないこともあるということはご理解いただけたかと思います。

ご相談だけをご希望される方もいらっしゃいますし、後日あらためて治療をご希望される方も少なくありません。

今現在、ご自身の症状をどうすればいいのか分からない、病院の説明が理解できない、通っている病院や治療院に対して疑問がある、不安だからセカンドオピニオンとして相談してみたい方は、一度、当院のカウンセリングをご検討ください。

 
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